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オールインワンジェルとは?【メリット・デメリット・選び方】
オールインワンジェルの基本的な知識について、詳しく説明しましょう。
どんなメリットがあるの?逆に、デメリットはないの?と気になっている方は、購入する前にぜひお読みください。
オールインワンジェルとは『基礎化粧品が全て一つになった時短コスメ』
オールインワンジェルとは、基礎化粧品が全て一つになったもの、と考えるといいでしょう。
・化粧水
・美容液
・乳液
・クリーム
・パック
など、複数のアイテムが1つにまとまっているので、水分を与えたり、油分でフタをしたりというお手入れが、たった1つでできてしまうという優れものです。
中には化粧下地の役割を持っているオールインワンジェルもあります。そのようなジェルを使えば、ベースメイクをするまでのスキンケアが、一つで全てできるということになりますね。
あれこれとたくさん使う必要がないので、大幅な時短につながるアイテムです。
【オールインワンジェルのデメリットとメリット】
そんな便利なオールインワンジェルですが、やはりメリットもあれば、デメリットもあります。
化粧品は、正しい知識を持って使うことが大切なので、機能たっぷりの魅力的なオールインワンジェルですが、長所も短所もきちんと理解しておきましょう。
デメリット1:肌の調子に合わせたカスタマイズができない
お肌の調子は、毎日同じではありません。季節ごとに変わることもありますし、体調によっても変わります。
昨日より乾燥しているなとか、肌が敏感になっているなと感じることがあると思いますが、オールインワンジェルだとその変化に対応しづらいです。
そのような時は、乾燥がきになるところに重ね付けしたり、必要に応じてクリームを足したりして、自分の肌の調子に合うような使い方をすると良いでしょう。
デメリット2:基礎化粧品の効能全てをカバーできるわけではない
化粧水からクリームまで、一応基礎化粧品の役割を果たすものが全て入っているものの、一つ一つの効果はどうしても低くなってしまいます。
通常なら、化粧水をたっぷり塗って肌を潤してから、乳液やクリームなどの油分でフタをするという方法でスキンケアをしますが、全てを一度につけてしまうことから、一つ一つを順番につけた時と、全く同じ結果にはならないことが多いです。
ですから、潤いが足りないと感じるなど、何か物足りない点があれば、それに対応する美容液等をプラスすると、ちょうどいい使用感に近づけることができるでしょう。
デメリット3:何が合わなかったかがわかりにくい
オールインワンジェルは、それだけでスキンケアを済ませるために、水分、油分、植物エキスなど1つの製品にたくさんの成分が入っています。
ですから、もしお肌につけて、ピリッと感じるとか、赤みが出るなどのトラブルが起きた時、どの成分が合わなかったのかということが、わかりづらいというのもデメリットの一つです。
もしお肌が弱く、化粧品でかぶれたことのある人は、いきなり顔全体に塗らないで、フェイスラインなど目立たないところから試してみましょう。
成分表示をよくみて、いくつか違うタイプのものを使ってみると、何が合うか合わないかの判断がつきやすいでしょう。
メリット1:スキンケアの時短になる!
オールインワンジェル最大のメリット、それはスキンケアにかける時間が格段に短くなるという点でしょう。
化粧水を手に出してパタパタ塗り、美容液、乳液と一つ一つ塗っていくだけで、どんなに早くても数分かかるでしょう。本当は、1つずつ、馴染んでから次のアイテムに行くのが理想なので、その方式で塗っていくと、基礎化粧品だけで軽く10分くらいかかってしまいます。
その点、オールインワンジェルなら一瞬で済んでしまいます。朝は時間もなくて、バタバタしがちですから、そんな時にオールインワンジェルがあれば、スキンケアも楽々です。
特に、小さなお子さんがいるママは、自分のお肌のケアに時間をかけていられません。かといって、スキンケアを手抜きしたくない、きれいなお肌を保ちたいという人にこそ、オールインワンジェルを使って欲しいです。
メリット2:基礎化粧品代を節約できる
オールインワンジェルの価格はまちまちですが、1ヶ月分にすると2,000~3,000円くらいのものがお多いです。
化粧水からクリームまで、全てラインで揃えるよりも、格段に安くなります。オールインワンジェルにすれば、時間だけでなくお金も節約できるということですね。
メリット3:肌の負担を減らせる
基礎化粧品を何種類もお肌に塗ると、その分、肌への摩擦の回数が増える、つまり肌への負担が増えるということなのです。
丁寧に塗っているつもりでも、どうしてもお肌を擦りがちですから、その摩擦がシワやシミの原因となってしまうのです。
しかしオールインワンジェルなら、たったの1回で済むので、肌への負担を大きく減らすことができます。1日の肌に触る回数を10回減らしたら、1ヶ月、1年で、どれだけ減らせるか。
高価な美容液にお金をかけるより、シミやしわの原因となる肌への摩擦を減らした方が、お肌のダメージを防げるかもしれません。
メリット4:パックもできてしまう
オールインワンジェルは、ややとろみの強いジェルなので、厚めに塗ることによってパックとしても使える優れものなのです。
洗顔後に、オールインワンジェルをたっぷり塗って、10分ほどおいたら軽く拭き取るか、ぬるま湯で洗い流して、再度ジェルをつけるという方法がありますが、ベタつきなどが気にならない場合は、そのままにしておいてもOKです。
【オールインワンジェルの選び方】
オールインワンジェルがたくさんありすぎて、どれを選んだら良いかわからない!という人のために、選び方のポイントについてもお話しします。
保湿力で選ぶ
乾燥肌で、とにかく保湿力重視!という方は、保湿成分に注目してみましょう。
・アミノ酸
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
など、保湿力の高い成分が多く入っているものを選ぶのがおすすめです。
自分が欲しい成分が入っているものを選ぶ
スキンケアに何を求めるか、年齢肌が気になる人は肌のハリが欲しいですし、シミが気になる人は美白効果の高いものを選びたいですよね。
自分が欲しい効果によって必要な成分が違ってくるので、保湿効果以外でオールインワンジェルに求めるものは何か?ということを考えてみてください。
◆エイジングケア
・レチノール
・コエンザイムQ10
・コラーゲン
・エラスチン
・アスタキサンチン
など。
◆美白
・プラセンタ
・トラネキサム酸
・ビタミンC誘導体
・コウジ酸
・エラグ酸
など。
◆ニキビケア
・グリチルリチン酸2K
・アラントイン
など。
ベタつかない、伸びの良いものを選ぶ
毎日続けるものなので、テクスチャーも大事な要素です。肌につけた時の感触が気に入らないと、使っていてストレスがたまるからです。
できればお試しサイズを購入して試してみる、店頭で手にとって試してみるというのが理想です。
使いやすい容器を選ぶ
オールインワンジェルには、様々な容器のタイプがあります。
・チューブ式
・ポンプ式
・ジャー容器
などがあり、片手でささっと使いたい人にはポンプ式がおすすめです。チューブ式なら、旅行などに持っていくのも楽です。
ジャータイプは容量たっぷりのものが多く、また、使う量を調節しやすいので、中身が取り出しやすいです。オールインワンジェルの主流の容器となっています。
まとめ:オールインワンジェルは時短ができてお財布にも優しい
オールインワンジェルの最大の魅力は、これ1つでスキンケアが済んでしまうこと。
朝の忙しい時間でもささっとスキンケアができますし、疲れている時でも1つでいいというのは楽でいいですよね。
しかも、化粧水から美容液、クリームやパックなどあれこれと揃えるのは予算的にも大変ですが、オールインワンジェルなら1つでいいので、経済的なメリットも大きいです。
1ヶ月あたり2,000~3,000円ほどですみますから、コスパも最高です。
スキンケアが楽になり、お財布にも優しいオールインワンジェルをぜひ使ってみませんか?